彼『結婚しよう^^これからもずっと愛してる。』プロポーズから数ヶ月後、ドアの取っ手の部分に白いビニール袋が。な ん か 不 気 味・・・

 

ちょうどその頃、大学の同級生であるY太と久々に会う機会がありました。
彼は私のやつれように驚き(ストレスと疲労で、この頃は正直人相が変わっていたと思います)、何があったのかと私に尋ねました。Y太はK助の友達でもあり、信頼の置ける仲だったので、私はこれまでのことをすべて吐き出しました。

ある日突然、前触れもなく始まった陰湿な嫌がらせの数々。仕事を切り詰め、寝る時間を犠牲にしてまで一緒についていてくれるK助への感謝、心配してくれたのに迷惑をかけてしまった友達への罪悪感、原因も、犯人の正体もまったくわからないことへの恐怖、まともに生活を送れない不安、犯人への怒り…。

話していくうちに泣きそうになってしまい、さぞや聞き苦しい説明だったと思うのですが、Y太は質問を挟みながら辛抱強く付き合ってくれました。
そしてなんとか最後まで話しきり、「自分のためにも周りの人のためにも、いいかげんどうにかしたい。
ただ、犯人の見当や目的がわからないうちから直接対決するのは正直怖いし余計こじれて
しまいそう。
とにかく、まずは犯人の目的が知りたい」と言いました。

実際、少し冷静になって考えてみると、この嫌がらせには不審な点がいくつかあるのです。

私は最近携帯を買い換え、それに伴って電話帳の整理をしたので、私の番号を知っているのは
仕事関係の人たちか、比較的少数の友人たち、親族のみ。
それなのに犯人は私の連絡先を知っていました。
しかし、新しい番号を知っている人たちの中に、直接怪しいと思える人はいません。
毎日のように深夜私の部屋までやってきて、嫌がらせをするほど暇な人はいないはずです。
ということは、犯人は私のごく近しい人から私の情報を引き出せる人、という可能性が出てきます。

さらに、ここまできても犯人の目的がわからないのも謎でした。
私に要求や恨みがあるのなら、そして私を屈服させたり過去を後悔させたいのなら、これまでの嫌がらせの中でそのヒントとなるようなものがあってもいいのではないか?
と思いました。

そしてさらに、決定的だったのはあの友達の家で起きた一件でした。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

コメントしてね

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

お名前 *