俺はアケミ両親に、今の自分の年収と資産、親の会社情報、俺の家族に関する情報を全てまとめて提出した
俺の親は会社やってて裕福な方だったし、ニートも家族にいないし、宗教的にも普通な家庭だ
ただし、俺の会社は業績は最近はそんなによくないということも言っておいた
俺は両親に挨拶にいった29歳当時で資産が2000万くらいあった
29歳にしてはいいほうだと思っていたし、仕事だって大企業で務めていた
将来的には父の会社を継いで、大きくしたいと語った
俺以上の物件が世の中にそんなに高い割合でいるとは思っていなかった
でも、アケミ父は俺を認めなかった、でも理由は教えてくれなかった
「お前で考えるものだ、娘が欲しければまだまだお前は男として足りない(ドヤァ)」
とニヤニヤしながら言ってきた
顔に水もぶっかけられた
「お前の父親は経営能力があまりないのか?お前がその会社を継いだとしても同様だろw うちの家はXX党のXX先生とXX先生とも知り合いで云々〜」
といろんな話をされた
もう俺は限界だと思った
アケミ自身もニヤニヤしてて、「もっとがんばりな^^」とか「もっとちゃんとしてよ」とか、これ以上どうすればいいのかと思うようなことを言ってきた
俺はその時に心に3つ決めた
・俺は全否定された父の会社に入り、会社を引き継ぐ
・数年後俺は必ず立派になって、この親父を見返す
・アケミとは付き合っていることにしておいて、賞味期限が過ぎたら捨てる
俺は3ヶ月後、務めていた大企業を退職した
年収も良かったし、素晴らしい仲間がいてやめるのはつらかった
俺の父親の会社は赤字垂れ流しではないけど、ひところより売上がだいぶ減って、業績が悪くなってきていた
父も高齢だった
それしないでネチネチ地味な報復考えてたとか女の腐ったような思考してんな
自分でスペックに自信あるなら他の良い女捕まえろっつうの
俺の父の会社はボロボロだった
昔のピーク時の売上の1/4にまで売上が減っていた
前職で営業をやっていたので、とりあえず販路を拡大しようと日本中、世界中飛び回った
新製品の開発も力を入れた 賭けみたいなときも多かったが、一生懸命毎日を生きてた
アケミ家は埼玉にあるんだが、俺の会社は滋賀にあった
遠距離になったが、まあそれでも仕事で月に2−3回は東京に行っていた
アケミには内緒で、俺は大学の知人などからホームパーティとかに呼んでもらって、いろんな女性と知り合いになり始めていた