会社をついで2年、俺は31歳、アケミは30歳になっていた
俺にはすでに25歳の恋人(現在の嫁)がいて、アケミのような金持ち一家ではなかったが、真面目で堅実な家庭の子だ
俺の会社の売上は回復して、売上はピーク時の1/4だった2年前から、ピーク時の1/2まで回復させることが出来た
31歳で、父が会社を引退し会長に退き、俺は社長になった
責任が増えたが、成長している会社は楽しかった
25歳の嫁(マユ)は、家庭を支えてくれて、適切なタイミングで適切なサポートをしてくれて、本当にありがたかった
豪農って奴だろ
埼玉県民はおバカ傲慢成金が多いどうしようもない県
最後にアケミ両親に会ってから2年半、ついにアケミ両親に再度会う日が近づいてきた
俺は31歳 年収は大企業で務めていた時の3倍になった
年収が増えて会社も成長したことはアケミには伝えていない
アケミも31歳 顔は前より明らかに老けたと思うし、ワインにハマっていた
アケミ「俺くん、説得できそうな話できた?^^」
俺「今日はいろいろと話すつもりだ、楽しみにしててね^^」
高いのいろいろ飲んでんだろうなアケミ
アケミに少しでも俺をサポートする気があったなら、俺は長く付き合った義理で結婚しようと思っていた
でも、それは見込めなかったので、予定通り埼玉に向かった
俺「お久しぶりです、この2年間の私の生き方を今日は聞いてもらいたくて伺いました」
アケ父「おう、久しぶりじゃないか。潰れそうな会社を継いだんだって?」
とにかくイラっとする父親だ
俺「私はこの2年で、父の会社を引き継ぎ社長になりました。
売上は2倍に増え、当時お伝えした年収の3倍になりました。
まだまだいろんな引き合いをもらっていて、さらに会社を成長させられると思っています。この2年間、非常に成長できたと思います。アケミ父さんの厳しいお言葉のおかげでもあります」
アケ父「おお、頑張ったじゃないか、潰れそうな会社を頭の悪い父親から早めに引き継いでよかったなw
俺があの時厳しく言わなかったらお前の家ももう終わりだったなw
だって父親が無能なんだもんなw」