俺『夜景を見に山へ行こう』A「OK」→帰る時に…俺『あれ?エスティマまだ停まってる』A「あれって…」俺『やばい…』→血の気が引いた・・・・・

44: 名も無き被検体774号+ 2013/04/04(木) 19:26:02.66 ID:eI1PrjDb0

それで、電話をつなげる音を聞くことさらに数分。

ガチャ!
消防B「●●消防です。排気管からホースを引いて自サツを図っている車がある、
    ということですね?」
消防B「先の担当の方からも聞いてはいるのですが、まだはっきりしていません。」
   「再度場所お教え願えますか?」

俺は本当にあせっていた。
真っ暗な中でだよ? 周りにAを除けばだれもいない、
っていうかいるのは生きているのかタヒんでいるのか、
タヒんでいるとして何日立っているのか、まったくわからない状態の車が1台。
怖いから車に背を向けながら一生懸命また消防Aにした話を繰り返す。
が、埒が明かないのはいっしょ。
そうこうしているうちに、フル回転の俺の頭は余計なことまで考え出す。
たとえば、背後振り返ったら車の中からのぞかれてたらどうしよう、とか、
今後ろの車の扉が突然開いたらどうしよう、とか。
とにかく、大の大人のくせしてビビりまくっているんだ。

俺「もしかして、先に警察の方に通報すれば、
  GPSとかで場所わかるんですか?」
消防B「警察の方に連絡されても変わらないと思います…」
俺「とにかく県道〜〜号、★★峠を抜けてさらに何キロか進み、
  支道状の道を登ったところなんです…」

 

45: 忍法帖【Lv=7,xxxP】(1+0:8) 2013/04/04(木) 19:27:46.76 ID:Z3d856UM0
利用者100万人

 
46: 名も無き被検体774号+ 2013/04/04(木) 19:36:21.75 ID:eI1PrjDb0

やり取りすることさらに20分近く。
しびれを切らしたAが、
「ちょっと俺がバイクで戻って、何か目印になるものが無いか確認してくる!」
と言ってくれた。頼りになるじゃないか、A!
ナイス! A、頼む! と、Aを心強く送り出す俺。

俺「いま、一緒にいる奴が、バイクで戻って目印見てきてくれます!」

俺はそれがその場に俺1人ポツンと残されることになることを失念していた…

消防B「わかりました。それではその間にもう少し詳しいお話を聞きます」
    車はいまエンジンは切れていますね?」
俺「はい。あ、でも、自分たちがきた2時間ほど前にはエンジンがかかっていました」
消防B「そうですか。車の車種、ナンバーはわかりますか?」

恐る恐る近づき、
俺「車種はエスティマ、色は淡いピンク、ナンバーは…」
消防B「有り難うございます。中に何人乗っていますか?」

えええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?
それ、俺が見なきゃダメ!? 近づくのですらいやなのに…
絶対やだよ? 俺。どうすんのさ、ライトで照らされたタヒに顔でも見たら…
まして、何日放置されてるかもわからないし。エンジン切れるぐらいだろ?
しかも「何人」って!?w そうか、集団自サツかもしれないのか。
なおさら怖くなったわ。

 

47: 名も無き被検体774号+ 2013/04/04(木) 19:41:38.33 ID:IHEPxqSE0
俺も同じ状況になった事あるが、消防の電話での指示は
『後ろから静かに近づいてホース外して下さい』
だったな・・・
それを聞いたとたん、躊躇なく運転席の窓を乱打しまくったが。

 

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