A『お願いしまぁすうぅ!!妻と子供には何も…!』私「あなたの債務は私が一番よ。あなたの人生めちゃめちゃにしてやる!まずは医師免許の剥奪かしらね^^」A『えっ…』→結果…

 

Aを呼び出し、会議室をキープするように言った。抵抗するAに、N様がアドバイスした。
五分程度にまとめたダイジェストムービーをAは呆然としながら観ていた。
 「あ○○○様ねえ。うちの両親にまで随分酷いことしてくださったじゃないの。とりあえず耳を揃えて三億きっちり返してもらいましょうか」
「あ、あるわけないだろ!あれはもう教団に!」
 「教団なんてないでしょう」
「ち、ちがっ」
 「あなたが奪ったお金は私への慰謝料だったのよ」
「そうじゃない。俺は本当に教だ」
 「仮にそれが本当だったとしても、三億耳を揃えてきっちり払ってうわ」
「俺の薄給ではらえるわけないだろ!」
 「ここに住んで残飯でも食べればいいじゃない」
「妻も子…ぁ」
 「…」
「おい。なんだその顔は」
 「払えないならそれでいいわ。じゃ、さよなら」
「ちょっと待て!おい、待ってくれ!! なあ、頼む。 待てといってるだろ!! 待ってください。お願いしまぁすうぅ!! 妻と子供には何も!」
 「あなたが売ったのよ。このテープ。お金欲しさかしら? だから、私があなたのお子さんにあなたの顔が写っている部分を見せたって、ハンザイにならないじゃない。だって、貴方が誰の目に入るかも気にせずに、売ったものなんだから」

 

263: 8 2011/06/30(木) 16:09:38.63 ID:Vn9h8hXS0
「や めて くれ」
 「私がやらなくたって、いやらしい事に興味津々の年頃になったら、このテープがお子さんの目にとまる可能性だってあったわけじゃない。考えなかったの?バカねえ?それでよく医者になれたわね」
「うぁ ぁっ ああ  つ、使わせるんじゃなかった」
 「そう、使っちゃったの。あっは、使っちゃったの。あぁ、そう。そうなの。わたしの人生を立て直す為の大事な大事なお金」

利用者100万人

 

「ゆるしてくれええ」
 「いいわ。許してあげる。月賦も自分から言い出せないんじゃあ。反省の色ゼロ」
「ち、違う。大金を湯水のごとく使う癖がついて、妻が借金したりしながら豪遊するんだ」
 「あぁら災難。ざまあみろ。でもあなたの債務は私が一番よ。人生を台なしにされた代価をうばったんだから。あなたの人生めちゃめちゃにしてやるわ。まずは、これを公開して、医師免許の剥奪かしらね。稼ぎを失い、その職につきなおす資格も失い。ははははは。それから嫌がらせのように告訴しまくって他の再就職も困難にしてあげるわ」
「じょ、冗談じゃない!大体もとはといえばこれも全部お前の両親が悪いんだ!」
 「あらそう。じゃ、さよなら」
「あっ、おい! ごめんなさい!ごめんなさい!」
 「私をもう一度無理矢理行為したら、目を覚ますって言ったそうね。憎いけれど恩人でもあるのよね。事実、私が目を醒ましたのよ。貴方から逃げるためにね。私が貴方に怯えていたのがなによりの証拠よ。でも、ちゃんと反省して謝るなら、月数万円の慰謝料でも、多分、許せたわ。でも、もう無理ね。」

 

266: 9 2011/06/30(木) 16:13:33.95 ID:Vn9h8hXS0
「あ、待って! 月十万円くらいなら!」
 「あら、二つ返事で出る十万だったの?ますます許しがたいわ」
「い…いかせ、いかひぇない。ひゃ、ひゃああああああ!」
Aは自分の座っていた椅子を掴み上げて放り投げてきた。
私は会議室から逃げ出し盛大に叫んだ。
すぐにAが取り押さえられた。
するとAを取り押さえられていた何人かに向けてAの目が輝いた。
咄嗟に、それらが、あのビデオの登場人物だと気づいた。
医師から、看護師の一人に耳打ち、看護師達の数人が小声で伝言ゲームをはじめる。
聞いた者から順に思いつめた顔になっていった。
ちょうどその時に院長がやってきた。
そこで私ははじめて言った。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

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