女子供が集まっていた席にいた嫁を呼びつけ、伯父たちが嫁を詰る。
いつもの信頼だの愛だのと言って泣く得意技も全く通用せず、それまで仲よさげに談笑していた女性陣からも詰られ、泣きながら料亭を飛び出していった。
俺の方も、悪妻とはすぐに離婚して縁を切れと叱られたが、今回の件で反省しただろうし、心を入れ替えるなら婚姻継続すると伝え、とりあえず保留となった。
今後の話し合いをしようと帰宅したら何故か嫁友人達もいて、今度は俺の吊し上げ会が盛大に行われた。
金は全て嫁が管理すべきから始まり、地域への寄付をハンザイを見逃してもらうために配ってるに違いない、子供関連に寄付するのは金を出す名目で近寄るつもりだとかエキセントリックな推理まで披露された。
欠片も反省していないことは確信できたので、その場で離婚を申し入れた。
愚痴の内容は、俺が父親から引き継いだ不動産や証券の配当を家計に入れろとしつこく嫁に要求され続けている事。
税金引いて利益の6割ぐらいを積立にした残りが、年に大体7〜800万円程。それを自分にも寄越せと五月蝿い・・・