俺にとって娘への仕送りは、娘とのかけがえのない繋がりの一つだ。
ましてや、娘との面会ことは、俺の最高の楽しみだ。
そのかけがえのない繋がりが突然奪われてしまうなんて、
俺には耐えられなかった。
3時間かけて、ようやく娘からその答えを引出した。
俺の家に来て食事したとき、
俺はコンビニに煙草を買いに行って、5分ほど家を空けたんだが
そのとき嫁から
「早く働いてくれないと困るんだけど。
あなたの学費の仕送りなんかしてるせいで、私までパートに出なきゃならないんだから」
と言われたらしい。
確かに嫁はパートに出ているが、それは嫁が
「一日中家にいるのはヒマすぎなんだよね。
生活にいい意味での刺激がほしいから働きたい」
と言い出したからだ。
俺は最難関の一つと言われる国家資格を持ってるから
たとえ娘の仕送りを更に増やしても、
生活的には嫁はパートに出る必要なんか全くない。
とりあえず娘には
「この問題は、お父さんが必ず解決するから、おまえは何も心配しなくていい」
「行きたいなら、大学院だって医学部だって行っていい
おまえは俺の自慢の娘なんだから、がんばっていい大学に行ってくれ。
それがお父さんの心からの願いだ。
おまえが幸せを見てるだけで、お父さんは幸せなんだ。
だから、頼むから幸せになってくれ」
ということを言った。。
娘は号泣してしまい、俺ももらい泣きしてしまった
それしにても、自分に酷いことを言った今嫁をかばって、
本当のことをなかなか言わないなんて
俺の娘は、なんていい子に育ったんだろう(ToT)
しかも、結局最後はお父さんに本当のこと言っちゃうところがまたイイ
本当のことを話してくれて、お父さんはホントに嬉しかったよ。
中学生といえば多感な時期。
この時期の娘は、普通なら父親を毛嫌いしたりするはずなのに
うちの娘はそんなこともなく、相変わらず俺になついてくれる。
ああああ、かわええ。
なんていい子なんだ。