面接で。社長『君いい人材だよ!是非来てほしい!』私「はぁ‥ありがとうございます」→社長『ウチは金を動かす会社だ』私「(何かおかしい…融庁に電話しよう)」→結果・・・

 

おねーさん「…はい(会社名も名前も名乗らず)」

 

『もしもし、前日入社した〇〇ですが、今日水天宮のセブンイレブンで待ち合わせなはずなんですが誰も来ないんですが…』
おねーさん「はあ、では担当に連絡してみます」(基本やる気のない対応)

 

んですぐにT社担当とやらから連絡がきた。
どうやら違う路線の水天宮駅に一番近いセブンイレブンだったそうで。
内心知らねーよ!って思ったが間違えたことを謝ってすぐ合流。
40後半くらいの仕事慣れたうだつの上がらない感じのおっさんがきた。

 

で水天宮の雑居ビルが立ち並ぶビルの一室に通されるとこれまた20代後半くらいのチャラい兄ちゃんがここのリーダーらしい。
同じフロアなのに違う会社の人がいてT社は自分含め7人しかいなくうち3名はおばちゃん。昨日一緒だった男性もいた。

 

でなにをするかっていうと自己紹介はすぐ終わりパソコンが一台もないデスクの席についた瞬間バサッとン百枚はあろう名簿を渡される。

 

名前住所電話番号だけが一通りのった紛れもない名簿だった 。

 

え?と思ったら一枚の紙に要約された電話対応マニュアルを渡され、とにかく電話して。
と冷たくいい放つチャラ兄。

 

とにかく紙の通りにやればいいから。たくさん電話すりゃいいからとのこと。

 

利用者100万人

 

 

はぁそうですか…
とマニュアルを見るとどうやら自社商品のパンフレットを送るための営業マニュアル。

 

ただその商品が会社の負債なのよ。しかも客には国債などの案内で〜と言って電話をかける。
名簿もコピー用紙にずらずらと個人情報が書いてあるだけでなんというか素人が作った感満載。

 

これは…やばい案件です本当にありがry

 

で、業務中優しい隣のおばちゃんにこの名簿に乗ってる人たちってどうやって集めたんでしょうね〜と何の気なしに聞いてみたら
「だいたいは昔株や有価証券で失敗してる人たちなのよ〜」と悲しげな顔で言ってた。

 

この時点でまだ昼過ぎだったが完全に詐欺です本当にあry

 

で、一緒に入社した男Aがとにかく頑張りやで、ヤル気満々って感じでとにかくめちゃめちゃ電話すんのよ、パンフレットを送るには客が承諾しなきゃいけないんだけど、客の承諾とれたらすっげぇ嬉しそうで周りのおばちゃんやおっさんもすごいねA君!とはやし立てる。
自分は内心いやいやいや、みんな気づいてないの!?この仕事おかしくない!?と思ってたが言えず。
おばちゃんの中には「この商品(負債)いいわよ〜絶対儲かるようになってるし〜」なんて言ってた。
その手にはのるかBBA!!と本気で疑心暗鬼だった今でもBBAが会社の回し者なのか、それとも自分みたいにただの雇われで負債が儲かると思ってたのかわからない。

 

とりあえず無事にその日は終了したので同期Aと駅まで帰ることに。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

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