C「○○は家が貧乏だからフロ入ってなくて臭いんだよ!」
男子「そーだそーだ!!」
Cの一言で男子がヒートアップした。
Dが、ごめんと一言言ってから私の匂いを嗅いだ。
D「臭くないよ?」
男子「そんな奴かばうなよ!」
D「かばってないよ!」
私「Dさん、いいよ。でも、ありがとう。
お風呂には入ってます。決め付けるの止めてください。
ただ、臭かったこともあったと思います。同居してる祖母の介護してますから。」
C「やっぱ臭いんじゃん!!」
私「臭いって言われた小5の時から毎朝お風呂入ったり
制服に消臭剤振りまいたりしてるのに?臭いってすごい鼻ですね。
ていうか嗅いでたんですか?気持ち悪いですね。」
C「んだと、ゴラァァァ!!!!」
キレたCにイス投げられたけど、右手ではじいた。
周りに居た子には当らなかったのでホッとした。
すごく腕が痛かったけど、ずっと色々されてきたことや言われてきたことを思い出して、
だんだん腹が立ってきたので私もキレてた。
でも、そんな私にBもキレた。
B「おま!お前の目がキモいんだよ!!
吊り上がっててさぁ!狐みてぇでキモいんだよ!!」
私「遺伝ですから。私にはどうしようもないです。両親かご先祖様に言ってください。
ていうか、気持ち悪いんだったら見ないようにすればいいじゃないですか。」
B「その声もキモい!喋るな!!」
私「んじゃ耳ふさげばいいじゃないですか。」
B「お前の存在自体がキモい!タヒね!タヒねよ!!」
私「んじゃ絡まなきゃいいじゃねーか。つーか黙れ。お前がタヒね。」
Bがまた驚いた顔をして黙った。周りの男子も驚いてた。
もういい加減「タヒねタヒね」言われ続けたせいか、
さらっと口から出たし、敬語じゃなくなってた。
私「人があんた等の暴言ボウリョクに怯えて逃げ回ってたら調子付いて好き放題言いやがって。本っ当にやりたい放題だったよな?」
とまらなかった。
私「私は私にも悪い所があるからって直せる所は直してきたよ。目障りだなんだ言われても我慢してた。周りの人を巻き込まないようにもした。それが調子付かせたんだと思うけど、あんた等何様なの?どこまで付け上がるの?」
もう教室中シーンとしてた。声を張り上げなくても、聞こえてたと思う。
Bのすぐそばに居たままのAが、その調子だよといった感じに頷いてた。
私「事故や病気でしかタヒぬ気はない。ジサツする気はない。あんた達に負けるのは嫌だ。あんた達を喜ばせるのは嫌だ。もうこれ以上、私は私をコロしたくない。我慢したくない。私が気に食わないんだったら私に拘わらなければいい。声を聞きたくないなら耳をふさげばいい。見たくないなら目をつぶればいい。存在自体が嫌だ、タヒねというのならお前が存在を消せばいい。タヒねばいい。そういうことでしょ?今までそう私に言ってたもんね?違うの?なんか反論ある?」
BもCも、周りの男子も黙って答えなかった。