645: 恋人は名無しさん 2012/07/07(土) 10:09:44.33 ID:6wFMIx+F0
「加奈、こいつ俺がお前を困らせてるって言ってんだけど、どういうことだ?」
加奈は一瞬「?」の表情をした後、「後輩君、何言ったの?どうなってるの?困ってるって、何?」
後輩は加奈の手を軽く振り払うと俺の方に顔を近付けてこう言った。
「俺たち、既成事実もあるんですよ。付き合ってんのも同然なんです。彼女を放ったらかしにして寂しい思いさせたあんたが悪いんでしょ?」
遊ぶ金のためだけに片手間にバイトしてる後輩に言われ、怒りが爆発しそうになった。
気付いたら俺は後輩の服の肩口を鷲掴みにしていた。
それまで薄ら笑いを浮かべたり俺の事を完全に見下していた態度の後輩は、やや面食らっていたようだった。
「彼女いるのに人の女ばかり追い掛ける腰抜けが偉そうに言うなよ」
みるみる内に真っ赤になる後輩。一二年がいる手前、引っ込みがつかなかったのかもしれない。
でも俺は更に追い込んだ。
「お前、さっきから上から目線だけど何様なんだ?運動神経ゼロのただの木偶の坊だろ?そんなんだからレギュラーになれねえんだよ」
言い終わった瞬間に俺はなぐられた。八重歯で口の中を傷つけてしまい、血が大量に溢れてくるのが分かった。
647: 恋人は名無しさん 2012/07/07(土) 10:17:48.58 ID:g0DLYdCuO
しえんしえん
648: 恋人は名無しさん 2012/07/07(土) 10:25:06.51 ID:HxDsXqaR0
しえーーん