女だけの飲み会だというので指定の店へ向うと合コンだった‥→数か月後・・・女『私子は合コンで知り合った男とやりまくってる。隠れて合コン三昧!』→

 

肩越しにちらっと見たら、なんとCがA先輩の上でえーちらおっちら動きながら、私の髪や肩を片手でさわさわしている。きもい。超きもい。
しかもかなり離れて寝てたはずなのに、なんであんたらこんなに近づいてきてるの。

その後も肩や背中をさわさわされながら、私は「騙されたとはいえ、合コンなんかに出るからバチがあたったんだ…
なんまんだぶなんまんだぶ」と必タヒにお経を唱えて(なんかその時はお経が自分を守ってくれるような気がした)、その夜をひたすら耐えた。

朝になって、皆は「朝マックしよう~」とか言ってたが私は速攻帰った。
日曜日は一日中、泥のように寝た。
ごはんも食べずに寝た。なかば現実逃避。

だが月曜に出社するとA先輩に捕まって、会社の廊下なのに思いっきりシモい話のCとの熱い夜の自慢話をされた。
A先輩はテクニックに超自信があるそうで、Cは日曜日メールして来なかったけど
「でも絶対あたしのことが忘れられないはずだから、連絡してくるよ!」
とガッツポーズをキメられた。はあそうですか。

それから数ヶ月が過ぎ、私もその飲み会の記憶が薄れかけた頃。
A先輩が前以上にツンケンするようになった。
なぜか彼氏との仲もぎくしゃくするようになった。
彼氏は大学時代からつきあってる相手で、まったり関係なので今更ぎくしゃくする心当たりもなく、ひょっとして他に好きな人ができたんじゃ…と多少不安になっていた。

ある日、彼氏が「話がある」というので彼宅へ。
自宅住まいなので彼母に挨拶してケーキを渡して、お茶飲んでいきなさいよ~と言われて一個食べてから彼の部屋へ行くと、彼は正座していた。

「???」の私に正座彼は
「率直に聞く。浮気してるのか?」と一言。
「???してないよ」
「ほんとか」
「ほんとだよ、つか何なのいきなり」
「じゃあ×月×日、何してた」
「はあ???」
と彼の部屋のカレンダーをめくって確認してみたら、土曜日。×ヶ月前の土曜日だから
あの飲み会があった日だった。

私は彼に謝って、
「女の子同士だって誘われたけど行ってみたら合コンだった。
黙っててすいませんでした」
と頭を下げた。
A先輩やCと雑魚寝したことを言うのははばかられたので今まで言ってなかったのだった。
私が悪かった。

しかし彼は納得せず、「その後もCと会ってるんじゃないの」と言う。
なんで私がCと? と問い返すと、彼の携帯に匿名のチクリメールがあって
「私子は合コンで知り合ったCという男とやりまくってる」
「隠れて合コン三昧」
等々、何度も同じような文面で届いていたらしい。

 

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