台所はインスタントの容器が散乱、汚した食器も生ごみも放ったらかし。
部屋中 服がクチャクチャに出しっはなしで洗濯なんかもちろんしてない。
それどころか姑の服らしきものまで散らばっていた。
風呂場も汚く廊下もゴミだらけ。
夫は私を迎えに来れないくらい仕事が忙しかったが、私が家の中で呆然としてたら、ハアハア言いながら帰ってきた。
「おっおかえり、お前が帰って来る前に何とかしようと思ったんだけど間に合わなかったな。
ごめん!俺も仕事が忙しくてほとんど家に帰ってなくて」
「ええー!?ではこの汚い家は何でなの?!」と夫に聞くと
「おふくろだよ」
168: 166@\(^o^)/ 2015/05/06(水) 20:42:24.94 ID:FjjTShSb.net
続きです。
ええー!なんで?!
さらに夫が「すごいゴミ屋敷だろ?おふくろに住まわせるとこうなるんだよ」と言った。
赤の世話だけでも大変なのに、ゴミ屋敷と化した我が家の大掃除から新生活が始まった。
せっせと掃除をしてる夫に、改めて、姑とはどういう人なのかと聞くと
姑は生まれてこのかた家事も炊事も就職すらもしたことがないという。
ではどうやって生きてきたのか、結婚した後どうしてたのかと夫に聞くと
「母親は、学校を出たあと就職せずに結婚した。
仕事と家事は親父、食事は出来合い、親父がタヒんでからは俺と姉が家事をしてた。」という。
私がどんな食事を夫に出しても、おいしいおいしいと喜んでくれたわけが分かった。
そんな大変なばあさんとは知らず、家を預けたことをすごく後悔したのもつかの間、
ある日 玄関チャイムが鳴って「わーたーしー!」と、姑が訪問してきた。