若くしてなくなった友人の葬式で。俺『いいやつだったなぁ…』周り「タヒんでくれてよかったわ~」「ざまあみろだよなw」俺『えっ』→すると、別の友人が・・・

 

俺達は駐車場に出た。
屋上だったので夜風は気持ちいいだろうと考えたからだ。

屋上に出た瞬間に
「ねえ、どうして彼が私と結婚したか知ってる?」と彼女が聞いてきた。
「さあ?…好き、だったから?」俺は素直に答えると、
彼女は笑って答えた「そう大好きだったのよ……お金が」

 

やっぱり、俺の嫌な予感が的中した。
彼女は知っていたんだ。
彼が酷い人間だということを。

 

タヒんだ友達は私の両親が金持ちだってこと知っていたらしい。
つまり、遺産目当て。

 

親がタヒんでもよし、嫁がタヒんでもよし。
金が好きな彼にとって、最善の選択肢だったらしい。
だが結果、先にタヒんだのは彼だった。

利用者100万人

 

「ざまあみろ」彼女の口から、その言葉を聞いた瞬間に、完全に彼を友達と思うことをやめた。
故人を責める気にはなれない。
だけど、「友達ごっこ」その時にやめた。
どうして俺にそんなことを言うのかと
「私と付き合ってくれない?」という返事がとんできた。

 

「冷静になれって」俺はそんな言葉をかけるが、
彼女は俺に対する気持ちをまげなかった。

 

今まで酷い男はたくさんみてきた。
彼も、彼の周りにいる人間もそうだった。
けど、俺は違った。高校の時から優しくて、
俺は周りの人間とは違うと言われた。

 

その時にはっきりと断ればよかったんだけど、俺は押しに弱く
「分かった。けど、今はさすがに周りの目とかあるから」
と言ってしまった。

 

結局、俺は彼女と付き合うことになった。
その関係は今でも続いてる。
彼女が今まで受けてきたボウリョクの跡は、もうない。

 

引用:MOJOLICA MOJORCA
画像出典:photo AC

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