小学校三年生から五年生くらいの時の話

>>1
目立たない根暗
今思えばいじめられてた

「お前ら」
仮にAくんとする
根暗
友達はいないが悪い奴じゃなかった
クワガタが好き

Aくんはいじめられてた

小学校はクラスが三つあったんだけど、クラス一つ一つが小さい

よく覚えてないけど一二年生のときは友達がいない暗い子
三年生の時はちょっといじられる子
四年生頃から虐められっこに
五年生の頃には立派に？いじめられてた

いじめっていうのはこんな感じ

・ムカつくと言って軽くたたいたり蹴ったり
・何人グループ作ってーでは絶対に仲間に入れない
・書道？の時間に書いたお習字や図工の作品はいつのまにか破られる、壊される
・教科書やノートに下品な落書き

でも彼はへへ…ってちょっと笑って終わらせるような子だった

最初は遠巻きにする程度だったのに、いつのまにかこうなった

最初に書いた通りクラス規模が小さいからあっという間に他のクラスでも噂が広まる
「〇組のあいつには近寄らないようにしような」
「なんか汚い子だよね」
「暗いよねえ」

彼が悪いと言いたい訳ではない、と前置きした上で言うと、彼にはちょっと特徴があった

・人の目を見て話せない
・声がいつも震えてる
・極端な運動音痴
・着ている服がすごく地味(いつもくすんだ茶色とかそういうやつ)で古い

子供でも「ちょっと他と違うな」とは分かるような雰囲気だった

そんなAくんとは実は入学前から知り合いだった
町内会が同じで、たまーに未就学児同士遊んでた

お母さんに連れられて「よろしくね、うちの子ちょっととろくて…」と言われた時、「とろくて」の意味を子供ながらに理解してた

結局その「とろくて…」というのが仇になってしまった訳だ

ここでかっこよく助けてあげられる美少女なら良かったのだが

当時の>>1のスペック
ちび(子供って女の子の方が大きいよね？)
ガリ
根暗
友達なし
運動神経なし
特技なし

今とあんまり変わってない気もするが所謂ぼっちお前ら

小学校の頃は女の子べたべたと仲良かったと思うんだけど、あれに入れてもらえなかった
同じ町内会から入学した三人の女の子のうち、私を除いた二人は仲良くいつもべったりだったんだけど…

そんなこんなでいじめられっこ同士話すようになった

というか私が話しかけた
上記の通り女の子はみんな友達がいて仲良くしてプロフィール帳(古いｗ)回してるのに、私はぼっち
友達がほしかった

放課後にその子の体操服の汚れを払ったり(教室は汚いので上履きで蹴られると跡がつく)、教科書の落書きを消したり

Aくんは迷惑そうだったが気にしなかった
Aくんのためにしたいんじゃない
自分の為にそうしたい、友達がほしい、そう思った

そのうちAくんはぼつぼつ話してくれるようになった
アニメの話、クワガタの話(非常に詳しかったし各種類の絵が上手かった)、そういうのをちょいちょい聞いた

>>205
香りつきペンでかわいいメモ帳にお手紙かく奴ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
一度もやった事ねえぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

まあそんなんで二人セットのぼっちができあがった
放課後限定だけど

私は私で軽くいじめられていたし、他の子がいる間はお互い助けも話もしなかった

Aくんは定番だけど○○菌、キモい、オカマ、散々な言われ方をして蹴られてもなにされても何も言わなかった
彼が風邪で休んだ日に一度思い切って「かわいそうだよやめようよ」と泣いて訴えたが「きめえｗｗｗｗｗ」で一蹴された

なお、この時の担任はロリコンである
(候補で書いたあれです)

担任「うーんAくんにもみんなと仲良くなる気持ちが足りないんじゃないかなあｗｗｗ」
今なら言える、うっせえ黙ってろはげロリコン

そしてAくんはそのうち不登校になった

みんなで色紙を書く、とかそういう地獄のような取り組みもなされたりした
だけどもちろんAくんが戻ってくることはなかった

放課後の友達(だと勝手に思っていた)をなくした私はショックだった
更にターゲットがひとり消えた事で嫌がらせをされ始め、私も学校から逃げた

Aくんごめん
あのままだと絶対来なくなると分かってたけど何もしなかった

以上
気分悪い話ですまんな

ちなみに私が卒業する時、Aくんのお母さんから連絡が来た

「あの子ね、>>1ちゃんと話すのが楽しいから学校に行くって頑張ってたのよ」
言うの遅いって…

そしてAくんから、と言って卒業祝いをもらった
かわいい文房具だった
当時はやってた、海外の赤ちゃんとかのイラストがついたノートとか
かなり豪華なセットだった

(実際にはAくんがなにかあげたいと言い、お母さんはお菓子とか…って言ったのをAくんお姉さんが「私がやる」と選んでくれたらしい)

中学でもAくんは不登校を続けた
その先は知らない

ネタだと思われてもいい、ネタっぽいけど書く

ごめんAくんAくんお姉さん
あの時もらった文房具セット、まだ使えていません

あのノートとかってちょっと小さいサイズで、勉強というよりお友達との日記とかそういう遊び用のだったんだ
でも友達いなかった

それに普通の大学ノートやボールペンしか買ってもらえない私にはもったいなかった

使えなかった…

まさかｗｗｗｗｗ
終わったと思ってたのに書き込んでくれた人がいたｗｗｗありがとうｗｗｗｗ

お礼に誰も見てないと思うけどロリコン書くわ

忘れもしない、あれは小学校二年生の時
毎年わくわくする新学期

友達もいないのにクラス替え・担任発表にwktkしていたところ、新しく入ってくる先生の発表があった
愕然とした

明らかに場にふさわしくない人間がいたからだ

最初に言っておくとハゲとデブに偏見はない
しかしハゲデブ熱血メガネ、お前はダメだ

見るからに優しそうでちょっと気が弱そうな女性の先生なんかが新入りの先生として紹介された後、そいつは壇上に上がった
(私の通っていた小学校では朝の集会？でお知らせをする決まりがあった)

チビ、ハゲ、デブ、そしてメガネ
メガネは普通のやつじゃない、漫画で出てくるような無駄に激しく主張するメガネだ
細部は忘れてしまったが、他にデザインいくらでもあるだろというようなやつ

そして初日だからか他の先生がみんなこぎれいな格好をしているのに、そいつはよれたジャージだった

考えてみても欲しい

桜の時期のわくわく感あふれる小学校
ちょっと改まった服装をした先生たち

そこに現れるチビデブハゲメガネ(よれよれジャージ)

おかしいだろ
誰だよこいつ

たぶん全校生徒がそう思った

私は「こんな先生が担任じゃなくてよかった…」とひたすら安堵した
ジャージジャージ言ってしまったので一応付け加えておくと、こいつは体育教師ではない

そしてその後すぐ様々な話が聞こえてきた
要約すると次の通り

・チビデブハゲメガネ(以下ロリコン)はやたらと熱血
・松岡修造と金八先生の嫌な部分だけを抽出した感じ
・やたらと生徒のプライベートに突っ込んでくる

最悪な担任だった

そいつとしては「荒れたクラスも最後はなかよく！みんなで一年楽しく過ごす！」

でもそいつが持っていたのは高学年のクラス
高学年にもなれば、気が合う合わないもはっきり出てくる

嫌いじゃないけど話さない奴なんている
それをそいつは認めなかった

授業を中断しては会を開き、「どこが嫌なのか」「どうして仲良くできないのか」ひたすら詰めたらしい
うざすぎる