>>765です
嫁は高校のときに交換留学で三ヶ月ほどこっちに来てたドイツ人
物珍しさの人波が去った頃日本語で普通に話しかけた
一応日本語の勉強はして来たみたいだけど当然理解が追いつかなくて困惑顔だったので
「言葉そのものが分からなくても状況や身振り手振りや表情やニュアンスで伝わるものだから、俺は日本語で君はドイツ語で喋ろう。
どうしても伝えなきゃいけないことは辞書を片手に英語でやりとりするようにしよう」
と片言の英語で伝えたら嫁は頷いてくれて、そっから日本語とドイツ語でやりとりしてる不思議な二人になった
最初は二人とも??状態でそのことに笑ったりもしてたけど、一週間もすれば本当にある程度伝わるようになる
言葉の意味は分からなくても言いたい事は伝わるし、特に嫁は日本語の勉強もしてたのでこっちの言いたい事を汲み取ってくれるからコミュニケーションは普通に取れた
教師や周りもいつのまにか俺を頼るようになり、嫁も回りに伝えるのに俺を使うようになり、何か担当みたいな立ち位置に
学校以外でもみんなで遊んだり二人で遊んだりと仲良く過ごしたので、帰るときには泣きながら抱きついてきた
泣いてる嫁を抱きしめ返しつつ頭撫でながら「ムネがスゲェぞぉ!!」と思ったのは今でも内緒w
その後PCでメールのやり取りをしながら進学先を聞かれて答えると「私もそこに行く!」と言い出し、本当に来た
その頃にはもう嫁は日本語ペラペラで、住むトコ決めたりするのに一緒に来日した嫁両親との通訳をしてくれたりしてた
一緒に観光地巡りながら美味しいスイーツで嫁父と意気投合して、嫁と嫁母と嫁弟には呆れられたりもした
嫁父に「日本は安全な国だから大丈夫だとは思うけど、慣れない国での暮らしだから良くしてやって欲しい」と頼まれて了承
でも嫁はちょっと顔赤かったし文句言ってたから本当はもうちょっと違うこと言ってたんだと思うが、未だに教えてくれないから今度直接聞こうと思ってる