477: 名無しさん@おーぷん 15/02/21(土)16:12:52 ID:ONg
多分靴男的にはここで友子が焦るシナリオだったと思う。でも友子はあっさり脱いで確認させた。
靴の裏にはようわからんブランド名。明らかに安物。
靴男は一瞬呆然としてたけど、
「友子が何者でも関係ない!僕がりおんだと言ったらりおんなんだ!」と更に怒鳴る。男性陣が
「いい加減にしろ!」
「謝れ!」
と叱っても
「僕に愛されることの何が不満なんだよ!愛してあげると言ってるじゃないか!」
と泣き出す始末。そりゃ夜の店嬢狂いの借金持ちには愛されたくないだろうよ。しかも人違い。
それから教授がカップル成立したかとワクワク顔で見に来たので事のあらましを説明。教え子にとんでもないのを紹介してしまったと教授落胆。男性陣平謝りで、全額奢ってくれた。
それ以降誰とも連絡取ってないけれど、教授のもとに靴男がジサツしましたと一報があったと聞いた。
教授がご丁寧に遺書の内容も教えてくれたけど、
「友達のお陰でりおんに会えて嬉しかったです」
「いやがってるように振る舞っていましたが、彼女の目は悦んでいました。
ですが卑怯な女たちからりおんを守ってやれませんでした。
りおんの本名は友子というのですね。りおんでなく友子として、もっと愛してあげたかった(原文ママ)」
といった勘助ワールド全開の遺書だったらしい。文字通り勘違いした挙げ句に勘助でもあったわけで、本当にゾーーッと来る人だった。
友子になにもなかったのが救いか。