田舎ではまあまあな家柄だった公務員の汚嫁と俺は６年ほど前に見合いで結婚したんだ。
良い家の娘という感じの元嫁は大事に育てられていたらしく未経験、婚約期間中に俺が貫通。

汚嫁の不倫期間は約1年、同じ課の課長に2泊研修の最後の夜にやられた。
同僚女性も参加した研修で打上げ反省会で飲まされ課長部屋におもちかえりされたらしい。

その後、課長の手練手管でラリった元嫁は週1で課長とデート、ホテル入りびたり。
噂にならないはずがない。元嫁同僚からのチクリで証拠固めに入ったんだ。
元嫁同僚女性は最初の研修日夜から疑っていたので、確実に判った後、俺に知らせて来た。

後はお定まりの弁護士入れて叩き潰しただけの話。
課長は退職・離婚、課長名義の家、課長の実家も両親居住のままそれぞれ売却。
汚嫁も退職、汚嫁実家売却。
汚嫁叔父、俺家への恐喝で執行猶予付き実刑で家族ごと転居。
売却したお金は俺家族・親族への支払いに使われた、そんな程度さ。

力関係が俺親族の方が圧倒的に大きいからできた事、逆だったら？うやむやだな。
汚嫁と課長は俺実家の事を知っているのに「酔った弾み」と弁明していたけど。

汚嫁母が「捨て子の子供」と言ったのが徹底的に潰すことになる切っ掛けなんだ。
最初に書いたように爺は戦災孤児を何人も連れて帰って来て出来そうな子を家族
として受け入れてきたんだよ、それを目の前で汚嫁母に否定された。
親族は田舎の市ではそれなりの仕事と地位が有ったから、もう容赦無し。

課長は直接、市長室へ呼び出され上司の部長は監督不行き届きでけん責処分だよ。
研修に参加していた同僚は風紀の乱れを理由に減給、同課の役職者は始末書。
チクってくれた同僚からは「私まで被害が、酷いじゃないですか」と俺は言われた。

商店主で佳作持ちの汚嫁実家には急に取引を遠慮するお得意さんが続出。
汚嫁叔父工務店にも仕事を再発注する施主さん激減。
慰謝料や見舞金、給料を払えなくなり不動産屋に安く買い叩かれて転居しました。
こんなもんかな。