しばらくするとまたまた印象が変わり、
いつも疲れているような、元気がないような。
知り合った当初と比べても生気がなく、
薄幸の美人という感じになりました。
そんなある日、めぐみが入院することになり、
場に復帰するまでに1ヶ月位かかるとのことでした。
復帰までのピンチヒッターとして、
また私がB支店の手伝いに行くことになりました。
めぐみ不在の1ヶ月の間に決算があり、
伝票の整理をしていくと1部だけあやふやな箇所がありました。
他がきっちりなっているからあやふやが妙に目立ってました。
あやふやな箇所は一人の営業(以下たけし)の売り上げ担当のみ。
すぐ、「売上金で不正をしている」と気づきました。
そして、その不正は事務員が死ぬほど馬鹿か、
協力しなければ成立しない不正でした。
すぐ支店長に報告。
話は本社まで伝わり、めぐみもたけしも懲戒免職になりました。
その後B支店の正事務員がいなくなってしまったので、
私は仕方なくB支店で働き続けました。
ある日店番をしていると、
(日中は一人になることが多い)めぐみがやってきました
めぐみは私に「話がある」と言ってきました。