親族にはバレてるけど、他人には隠したい過去。
多分、母親としては最低な類に入る。
私は男の子の双子を産んだ。その下には更に女の子も1人いる。
夫の兄夫婦は、どちらも高学歴高収入な夫婦だけど、30後半になっても子供が出来ずにいた。
法事等で義兄夫婦と会うたびに子供らに
「ウチに1人おいで」
と言われていた。
と言っても、義兄夫婦も周りの人も、私たち夫婦もそれが冗談だとわかっていたので、毎回笑って流していた。
一度言えばそれ以降は言わなかったし、毎回「また言ってるよww」って感じだった。
双子が小4になった時のGW。義実家に遊びに行くと義兄夫婦もいた。
そしてお馴染みの「いつも良い子たちだね〜ウチに1人おいで!」が始まった。
義両親もいつものことだから、あらあらで終わろうとしてたんだけど、双子の兄の方が
「いいよ!叔父さん叔母さんのとこの子になる!」
と言った。
その時もまだみんな「こらこら〜ww」ですんでたんだけど、やたらと
「いや、本当になる!」
と双子兄も譲らなくて。
まずいと思ったのか義兄夫婦が「冗談だよー」で終わらせようとしても、頑なに
「叔父さんとこの子供になるよ!」
と言い続けてた・・・
結局、この人は親としては失格ですね。子供は誰でも、一度は優しい親戚の伯父さんや伯母さんの子供になりたいと思うことはあります。ですが、実際体験してみれば、違うことも理解できます。この双子の兄はやはりまだ幼かったこともあり、体験して1週間で音を上げたわけです。普通の親ならそこで、受け入れて「今度は二度とそういうことを言わないで」と諭して終わりにするのですが、この人はそれができませんでした。どこかで、「双子はお金がかかるし、生活も苦しい。一人いなくなればその分、生活が楽になる。これは渡りに船。チャンスだ。」と考えたのではないでしょうか。夫はもちろん、本人からもSOSが出ていたにもかかわらず、「自分が楽をしたい。こんな面倒な子はいらない。せっかく生活が楽になり始めたのに」という気持ちが強かったのでしょう。結局は、この人は子供のせいにしていますが、本人が一番人としてはだめですね。