父はもう年も年だし今更お金も土地もいらないからと、遺言書を書いて私達兄弟がもめずに分配できるよう手配してくれた。
その額、ウトメがこれまでにうち(というか旦那?)にしてくれた援助が2000万だとしたら軽く3倍を超える7000万以上。
しかも土地を貸しているので固定資産税分を引いてもこれから毎月一定額が賃貸収入として入ってくる。
もちろん早速ウトメに報告しときました。
「父が相続した遺産のうち○○円分を、私が相続することになりました。万が一私と旦那君に揃ってなにかあれば、子供達にいくことになってますので、もしもの時はこちらに連絡お願いしますね」
と弁護士さんの名刺を添えて。
『嫁の実家より金がある』
ことが唯一の自慢だったウトメはポカーン。
続けて旦那が何の気なしに言った、
「嫁子のお父さん兄弟も嫁子兄弟も話し合いで綺麗に遺産分配決まったんだってさ。親父たちはじいちゃんがタヒんだあと遺産を巡って兄弟で相続争いを何年も続けて絶縁状態なウチとはえらい違いだよなー」
の一言が効いたのか、この件以降まったく口出ししてこなくなりました。
最近唯一のプライドが砕けたせいか小さくなってるウトメを見ると可哀想な気もするけどちょっとスカ。