ウトが亡くなって実家で一人暮らしになったトメが、さみしさに耐え切れなかったのか我が家に居ついてしまった。
ウト生前は色々あって絶縁状態だったのに、昨年末にやってきて居着いてしまいました。
なんと実家の家を売却する手はずを整えて欲しいと、夫に相談をもちかけていた。
ウトがいるときはウトを後ろ盾に言いたい放題だったくせに、何を今更、絶対追い返してやると決意しました。
夫「そろそろ帰らなくていいのか?」
トメ「あら暫くここにいさせてよ、せっかく仲直りしたんだし」
夫「仲直りした記憶はないぞ。しばらくって家を売ったら暫くも何もないだろう?」
トメ「しっ・・!何で今ここで話すのよ。お前と私の問題でしょう」
夫「馬鹿言うな」
トメ「ここにいちゃ駄目なの?自分の息子の家よ?」
私「あの・・ここは私の家でもあるんですが」
トメ「あなたは黙ってなさい」
夫>箸をバチンと置く
トメ>怯みながらも媚びる声で
「だって嫁子さんって生意気なんだもの、嫁の立場を弁えてないんだから」
夫「昔からそういうのが嫌だって言ってんだよ」
トメ「嫁子さんがいけないのよ。嫁子の言う事ばっかり聞いて!優しい息子だったのに!!亭主の親をないがしろにしてとんでもない女だ!罰があたるから今に見てろ!!」