先生、深〜いため息をついて、かなーり険しいお顔をお声で
「促進剤使って痛みが軽減するなんて話、聞いたことありません。
寧ろ増加することのほうが多いんですけどね。
少なくともAさんには痛みが増す結果になっていました。
痛みの度合いで母親かどうかを図るなら、うちの産院にいらっしゃる方の9割はお嫁さんの痛みの域に届いていません。
うちのほぼ全員が母親失格者で埋まっているとでも仰りたいんですか?
麻酔の脅威と仰いましたがうちの麻酔医は有能です。
脅威にさらされるなどというのは非常に不愉快ですね。」
でも、とか昔は、とかアワアワしだした姑w
「明治大正時代の出産のお話は結構です。現代のお話がしたいので息子さん、(ボーっとみてた旦那=当時エネ)申し訳ありませんがご母堂をあちらにお連れになってくださいませんか。」
慌てて連れ出す旦那。
何で自分が追い出されるの!と憤慨しながらナースさんたちの白い目に見送られる姑。
後で見知ったナースさんに同意を求めたら
「それ、冗談ですよね・・・?」と返されてたらしい(鳩旦那談
同意書サインの後に、姑は出産後のAさんに近づけないように言われてやっと自分の母親が言う常識=一般常識ではないことを確信した旦那。
当時の産科婦長さんに・・・