旅館用意のものは安いリンスインシャンプーとボディシャンプーのみ。
あんだけ全体を見回しておいて、そこ一カ所だけに旅行用のミニボトルがあれば
どう考えても人のもんだと分かってただろう・・・。
ミニボトルなので取られたら、なくなってしまうので返してと言うとブツクサ言って
「くれたっていいじゃないケチね。勝手にとっていけ!」と吐き捨てられた。
それから聞こえるように「ケチだねー!バァバのものなのに怖いお姉さんに盗られちゃった」
女の子「あれバァバのなの?」
ババァ「そうだよ、くれたのに泥棒されちゃったの!」と会話。
ムカついて風呂から上がり、部屋で夫に愚痴り30分後、食堂へ。
一旦、切ります。
食堂へ行き、席につくと後ろの席がクレババ一家だったらしく、女の子が
「あっ!ドロボー!お母さん、あのね、この人バァバのシャンプー盗ったんだよ!」と指差して言って来た。
すると相手の旦那さん(女の子の父親)が、どういう事だと娘に聞いて、
「バァバのシャンプーを泥棒したの。悪いことだよね?」と訴えていたところ
奥さん(女の子の母親)に「やめなさい」と話しかけたが、そんな奥さんに旦那さんが
「大したものではなくてもハッキリさせなきゃいけない。娘の教育のためにも許してはいけない」と言って
私に「人様のものを盗むなんて、どういう神経なんだ」と言ってきた。
盗んだのはババァで、こちらは風呂場で嫌味ったらしく泥棒だと吹き込ませていて不快だったと伝えると
旦那さんが、「???」となったところで、「お待たせ〜」とババァ登場。
ババァに事情を聞き出している時に、奥さんがババァに向かって
「もう嫌だ!この泥棒!旅行に来てまで、こんな事するなんて!」とキレた。
旦那さんが「おい、どうした?落ち着け」と宥めると
「ずっと言えなかったが過去に何度もスーパーから義母が万引きしたと電話があり身元引き受けに行っていた」
「我が家に来た後は必ず何か盗まれている」
「両親のいないお前の言う事は誰も信じない。もし、万引きを告げ口したら息子と離婚させてやる
みなし子なんかに孫娘ちゃんの親権は渡らない! と脅されていた」
「同居の話が持ち上がって、可愛がっている孫娘と暮らせば悪事はしないと期待していたのに
よりにもよって孫娘の目の前でも盗みをするなんて病気だ!」と涙ながらに訴えていた。