朝礼でA子とA男の婚約が報告された瞬間、B子「どーいうこと!信じられない!」→B子「A男は私の事を好きなのに!それに〇〇って言ったのに」A子「あ?」→その後…

B子「どーいうこと!しんじられない!」

 朝礼は水を打ったように静かになった。

B子「A男は私のことが好きだったのに!なんでA子と!おかしいよ!」
B子「ねえ!そうなんだよねえC介!」

C介「お前…それ7年位前の話のうえに、A男の新人歓迎のときに
  ”どんなのが好みなのや?””え、えーと、B子さん…ですかねえ”
  っていうレベルの話だぞ?」

 

918: 恋人は名無しさん 2009/08/28(金) 16:21:22 ID:CqCliZyU0

B子「え、だって、いつも目が合ったし…食事もしたし!布団だって」
A子「布団で…だと…?」

 一瞬で気温が2〜3度下がったような気がすると言うのを現実で味わうとは
思わなかったとはC介係長の談。

課長「あれだ、えーと、とりあえず、朝礼を終えてだな、話し合いと言うか、な?」
A子「課長、申し訳ありませんが、A男を呼んでもかまいませんか。」
課長「え、あ、うん、そ、そうだな!はっきりさせなくちゃかーそうだよなーアハハー」

 内線電話で呼ばれたA男登場。

 

920: 恋人は名無しさん 2009/08/28(金) 16:22:53 ID:CqCliZyU0

A男「おはようございますー。うわっ、ど、どうしたんです?」
A子「A男、B子さんと寝たってのは本当…なの…?浮気は許さないって…」
A男「ハァ?」
B子「A男は私の部屋にまd」
A子「黙れ。」
B子「ハイ」
A男「…普段、俺がB子さんのことどう思ってるか知ってるよね?」
A子「あ、うん…」
A男「ありえると思う?」
B子「だから、布団って、その」
A男「布団?」
A子「布団の上だと膝が痛くなるからヤダって…言ってたくせに!」

課内別な意味で騒然。

利用者100万人

922: 恋人は名無しさん 2009/08/28(金) 16:25:51 ID:CqCliZyU0
A男「あー。」
A子「馬鹿…結婚…幸せにって…ひっく…ぅぇぇ」
A男「ほら、A子の家で不要になった布団があるって話したの覚えてる?」
A子「(コクコク」
A男「はい、それをB子さんのうちに運んだのは誰だっけ?」
A子「え、…A男。」
A男「つまり、B子さんは”A男が布団をうちに運んでくれた”ことを言おうと
   したんじゃないの?」
A子「…へ?」
B子「そ、そうよ、布団まで運んでくれたA男君は私に好意があるの!」
A男「ありません。」
B子「手料理だって…」
A男「ええ、味はまぁまぁでしたが、賞味期限切れの卵は勘弁してください。どれだけ苦しかったか。」
B子「いつも目が合って笑ってくれたのは…」
A男「…いやそれは、えーと」
A子「あー…」

 

923: 恋人は名無しさん 2009/08/28(金) 16:28:24 ID:CqCliZyU0

 急にもじもじするA男とA子。

A男「ごめんなさい、この際なので言っちゃいますが…その。」
A男「あまりにも若作りで凄いなぁ…って、あ、言い過ぎというか、その、えーと」

課内が大爆笑。

B子「くぁwせdrftgyふじこlp;」

 その後B子は課長や役員等々に散々説教こかれたものの、今でも働いてます。
当然のようにまだ未婚。そろそろ40に手が届くそうな。

 A男とA子はその後無事ゴールイン。
今でもA子の恐ろしさとA男の冷静さはネタとして語り継がれており、社内恋愛は
かくあるべし、社長が新人に指導するくらいになっているとのこと。

 

924: 恋人は名無しさん 2009/08/28(金) 16:30:01 ID:CqCliZyU0

しまった、名前欄にレス番入れてないorz

というわけで、一応修羅場がありましたとさ、と言うくらいのお話。
 婚約期間中の浮気ってすごく多いんだけど、修羅場を迎えつつもきっちりカタが
ついたのは珍しいよねえ、と取引先であるA男達の会社の方が、感情豊かに話してくれました。

 笑い話に近い形ではあるものの、結婚間近の皆様はお気をつけくださいね。
以上です。

引用:◇修羅場◇part80
画像出典:photo AC

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