「…………、少しお待ち下さい。」
「早くお願いします。私にも限度と言う物があります。」
「……………」
「……………」
「お待たせいたしました。登録した方の住所は XX-XXXX-XXXXです。」
「分かりました。有難う御座います。」
電車に乗って現地まで行く
「…………、少しお待ち下さい。」
「早くお願いします。私にも限度と言う物があります。」
「……………」
「……………」
「お待たせいたしました。登録した方の住所は XX-XXXX-XXXXです。」
「分かりました。有難う御座います。」
電車に乗って現地まで行く
コンコン
「はい?」
「先程電話を貰った者です。世界一周の旅の賞品を貰い受けに来ました。」
「な、なんですか!一体!」
「電話を貰ったんですよ。何故電話代行業のXXXさんの電話番号を会社の電話として言ったんです?。
近所の喫茶店まで出て来てくれだなんて。どうせ外出るならこっちから会社まで取りに行ってあげると言ったので来ました。」
「恐喝ですか!脅しですか!警察呼びますよ!」
「勘違いしちゃ困る。私は善意でここまで来てるんだ。
それに警察呼ばれて困るのはアンタだろ。早く賞品寄越せよ。日本賞品センターさん。」
「………!!」
「あんたじゃ話にならん、社長か上司出せ。」
「あ、ちょっと勝手に社内に入らないで下さい。」
「警察呼ばれて困るのはアンタらだろが!!俺は親切で言ってるんだぞ!!」