普段はリタッチする部分だけ軽くブリーチをかけてからカラーを入れてるんだけど、その日は何故か全体にホワイトブリーチをかけられた。
何が起きてるのか分からなかった私はとりあえず勘助相手に「頭皮が痛いんですけど」と訴えた。
洗い流してみてびっくり。髪の毛が白髪になってる。
頭皮は痛かったが白髪のまま帰るわけにもいかないので、最初の予定通りベージュ系のカラーを入れてもらうことに。
しかし染め終わってまたびっくり。鮮やかなオレンジ色になってる。
呆然としながら「希望した色と違う…」と言ったら「俺、頑張ったのになっ(-3-)チェッ」的なことを言われる。
どん引きして硬直してたら「冗談だよ!」と笑顔でボディタッチされて更に硬直。
しかもその日はいつもの2倍の料金をふっかけられる。
当時まだ気が弱かった上に何が起こったのか半分理解できなかった私は半ベソで帰宅して親に事情を説明。
勘助と話し合いの末に無償で希望通りの色に直してはもらったものの、伸ばしてた髪はチリチリに傷みきってバッサリ切るしかなくなったから切ってもらったら見事ザンバラ。
しかもそれから1週間くらいは頭皮からカサブタがボロボロ出てきた。
今思えば彼氏の話をした瞬間に勘助の顔色が変わってた。
自分に気があって8年間も私が通ってたと思ってたんだろうな。親子くらい年違ったのに。