「夕べは途中から変なことに気が付いたの。
お願いだから頭おかしいって言わないで。
ちゃんと聞いて、すごく怖かったんだから。
でも言いたくても言えなかった。声も出ないし。
とにかく変なことばっかりだったよ。○○君だって
変だったよ。ホントはわかってたんでしょ」
299: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2017/08/14(月) 23:29:43.25 ID:TqkGDgpH0.net
「一緒に寝てからさ、暗くたって少しは判るよね。
○○君の手は両方ともちゃんと目の前にあるのに
違う場所を他の手が触ってる。
でもその手が見えないの。
掴もうとするとその手が無いの。
それでまた違う場所を別の手に触られてる」
「何か言おうとすると、手が口を塞いでくる。
口の中まで入り込んでくる。
そうやって見えない手が増えていって
体中をたくさんの手が触ってる。
そのうち本当に身動きできなくなって、声も出なくて
大勢の人に体を好きなようにされてるみたいだった」
彼女の話で俺はかなり笑って
この変態女!とか、昨日酒飲み過ぎだよとか
変なクスリ飲んだんじゃねーのとか茶化してたんだけど
彼女はすごく真剣にその話を訴えるし
仕舞いには怒り出してしまったので
俺もとうとう夕べの違和感について話した・・・