10年ぐらい前の話なんだけど、
帰省する為に特急の指定席を二席予約
(隣に酔っ払いとかが座ったら最悪なので)。
学生の身に出費は痛かったけど、
三時間の長旅でハズレ引いた前回の教訓を活かして
快適さを選択した。
当日、指定席の通路にも人が溢れる程で
予約してて良かったと思いつつ自席へ。
隣に鞄を置き、イヤホン付けて音楽聴きながら
窓の外の風景を楽しんでいた。
突然肩をバシバシ叩かれ
、何事かとイヤホンを外して通路側を見ると、
幼稚園児位の女の子の手を引いた母親らしき女性。
「ここ!うちの席なんだけど!鞄どけてよ!」
と言いながら指差すのは私が鞄を置いている席。
ああ、この人席間違えてるんだと思い、
「席間違えていませんか?」と聞いたけど
「ここだから!早くどけてよ!」と相手も譲らない。
仕方ないので指定席券を見せて、
「ほら、こことここの席は私の席だから違いますよ」
と言った途端・・・