嫁さんにヴァイオリンをやりたいなら先生を紹介するし、
最初はレンタルで、ある程度弾けるようになってから
自分に合う物を買った方が良いとみんなで説得したが
「私がいつヴァイオリンを習うかは私の自由。強制しないで。
とにかく本家の物は本家へ。筋を通してもらわないと困る。」
この楽器はずっと使っている一生物だし、
クソ高いメンテナンス代も工面しながらやってきたいわば相棒。
しかもじっちゃんの遺品。だいたいいくらすると思ってるんだ。
ホイホイあげられるもんじゃねーんだよ!
という言葉を飲み込み「分かりました…」と涙眼で答えた。
すぐに知り合いのヴァイオリン工房に行って
新人さんがてけとーに作った廃棄用試作品を貰ってきた。
伯父伯母、両親には話を通した上で、
それを祖父の物だと偽って渡す事にしたw
渡す時にも「大事にして下さいね…っ」って盛大にマヤっといた
ついでに「今年メンテナンスしたばかりなのでその分のお金は下さい」
と言うと、ドヤ顔で払ってくれた。30万。家計から出した模様。
伯父伯母に渡しといた(従兄弟夫婦は実家に食費も何も入れてなかった)。
…これで終わった筈だったんだが。
12: 名無しさん@HOME 2012/01/29(日) 15:16:14.36 0
wktkwktk
13: 3 2012/01/29(日) 15:18:17.97 0
渡したヴァイオリンはちゃんと弾けば偽物だと分かるだろう。
しかし案の定、見向きもしない。部屋の隅に放置。
そして気付いたら折れていたらしい。
それを従兄弟が見つけ、大激怒(彼はことの真相を知らない)。
「音大生から無理に奪った祖父の遺品を、よくも!!」って。
そしたら嫁さん、自分の息子が友達と遊んでいて壊したと。
子供のした事だから許してあげて、叱らないで、可哀想でしょと。