親戚の嫁さんが
「本家長男の嫁」
風を吹かせたせいで
ややこしい事になった思い出。
うちの親戚はみなご町内に住んでいて、行き来も多く仲がいい。
本家だのなんだのっていうご大層な家柄では無い、ド庶民。
当時私はヴァイオリンで音大に在学中で、
従兄弟夫婦は嫁さんの希望で従兄弟実家に同居していた。
嫁さんは凄く大人しいつーか暗い人で、一日中家の中でボーっとしている。
家事もしないが、遊びもしない。
悪い人じゃないけどちょっと不気味だった。???
しかし赤ちゃんを産んでから急に「本家長男の嫁」を主張し始めた。
その一環として、私にヴァイオリンを寄越せと言ってきた。
私が使っているのは祖父から譲り受けた物で、結構な品。
分家の人間が本家の物を当たり前のように使っているのはおかしい、
こちらに返すべきだと・・・