「¥100のポテトも買えなくて困っていらっしゃるんですか?」
「うるさい!¥100払えフジコ!」
「こんなタカリみたいな古事記みたいな真似して恥ずかしくないんですか?」
「うるさいフジコ!」
「お嬢様の教育上、よくないですよ?」
「フジコフジコ!」
「そんなにお金に困っていらっしゃるなんて、可哀想〜!!!」
「うるさいフジコ!」
「可哀想なあなたに、¥100恵んであげますわ!」
「早く財布出せフジコ!」
「みなさん、この方、貧しくてとってもお可哀想ですよねぇ〜?」
「フジコ!」
「では、貧しい方、恵んでやるので、拾いなさい!」
大きな声でそう言って、私は数メートル先に¥100を投げた。
ボールを追う犬のような速さで¥100に向かって飛んでいったキチママ。
¥100を拾い、お礼どころか、私に向かって何かをフジコって去って行った。
店内の20人以上の客が見守る中で、地元のママ友達の間で、きっと噂になることを願います。
キチを餌付けしたのと、お金を投げたことがDQN。
スッキリはしないですが、
¥100でキチママがこれから失う人間の尊厳を考え
¥100で嫌がらせできたと思えば個人的には腹は立たない。