───47年後

彡(ﾟ)(ﾟ)｢久しぶりやなあ…｣ﾖﾀﾖﾀ

いじめっ子｢お前…生きとったのか｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢たくとくん…亡くなったらしいなあ｣

いじめっ子｢ああ…老衰じゃ…わしより先に逝ったが幸せな人生だったろうて｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢墓は…墓はどこにあるんや｣

いじめっ子｢〇?霊園じゃ…｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢ほうかぁ…！！〇?霊園かぁ…！！｣ダッ

いじめっ子｢…｣

───〇?霊園

彡(ﾟ)(ﾟ)｢…｣

墓｢…｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢夫婦で同じ墓にねえ…｣

墓｢…｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢ワイを…ワイの人生をめちゃくちゃにして…お前だけ幸せな人生を送ったんやな…！！｣

墓｢…｣

彡(〇)(〇)｢許せへん！｣ｶﾞﾂﾝｯ!

警察｢墓に何かしようとして痛みでショック死したようですね｣

彡()()

───地獄

彡(ﾟ)(ﾟ)｢…｣

いじめっ子｢…よう｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢お前…！なんで地獄に…
ワイをいじめたからか？｣

いじめっ子｢いやそれは関係ない｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢ならなんでや…｣

いじめっ子｢お前が死んだと聞いて思ったんだ…｣

いじめっ子｢お前のやったことは間違っている…絶対にだ｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢説教はいらんわ｣

いじめっ子｢…だが俺のいじめがお前をここまで追いやったの事実だ｣

いじめっ子｢だから少しでも償いをしようと…｣

いじめっ子｢そう思った｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢…｣

いじめっ子｢お前は…野球がすきだったよな
それも巨人軍が…いつもプロ野球チップスのカードに一喜一憂していた…｣

いじめっ子｢懐かしいな｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢フン…今更そんな話か
ワイがプロ野球チップスを万引きしたのがバレてからいじめが始まったんや｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢そんなことを思い出させるなよ｣

いじめっ子｢…｣

いじめっ子｢それを思い出して…お前の死体に供えるモノはひとつしか思い浮かばなかった｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢！｣

彡(ﾟ)(ﾟ)｢お前…お前まさか…！｣