なかなか止みそうも無いので同僚♂(酒が飲めないので烏龍茶オンリー)がリーマン達に向って
「イイカゲンにしろ! 会社で相手にされないからって外で憂さ晴らしするな!」と一喝。
偽イッセーは「あんだとー 生意気なガキがっ」と言って飲んでいたチューハイを同僚にかけた。
俺は「コノヤロー」と言ってそいつに掴みかかろうとしたが同僚が止め冷静な口調で
「私はこういうものですが名詞頂けますでしょうか」とぬれたスーツから名刺を出して相手に訊ねた。
リーマン3人はさすがにマズイと思ったのか名刺は受け取らずに「申し訳ない」と謝ったが
偽イッセーだけは「ウルセー バカヤロー」と荒れ放題で詫びる様子も無い。
結局リーマン達はそいつを引きずるようにして慌てて店を出て行った。
店の人に「あの人達はどこの人たちか解る?」と聞いたら近所にある銀行の行員らしい
2/3
翌日同僚はその銀行を訪れ窓口の行員に自分の名刺を渡し
昨日の顛末を話しリーマン4人の特徴(特に偽イッセーのことを)を伝えて
「御社にそのような行員がいらっしゃるのならこのスーツをクリーニングして頂きたいのですが」
と袋からスーツ上下、ワイシャツ、ネクタイを出しカウンターに置いた。
慌てて警備員?がやって来て「お客様どうなされました?」と聞いてきたので
用件はカウンターの行員に伝えたので彼女から聞いてくれと言って来客用のイスに座った。
同僚はその時点で奥に昨日の内の1人が居たのを見逃さなかったらしい。
しばらくして支店長代理が現れて応接室へ通され勘違いではないかと言われたので
奥の方にその内の1人らしき人が居た旨を伝え彼に事情を聞いてみてくれと頼んだ。
チョッと待たされてから昨夜の内の1人が支店長代理と共にスーツ類を持ってやって来て
行員「昨夜はスミマセンでした スーツはクリーニングしてお返しいたします」
同僚「汚したのは貴方ではないのでそれでは悪いですから 汚した彼を呼んで頂けますか?」
代理「誠に申し訳ございません あいにく○×は出かけており不在ですので・・・」
同僚「それでは戻られるまで待たせていただいてもよろしいでしょうか」
代理「いえ此方から伺わせますので・・・」
同僚「私今日有給を取ってきてるので時間はタップリ有りますから」
3/3
青くなった支店長代理は直ぐに偽イッセーに連絡をとり戻ってこさせて土下座で謝らせた。
同僚「別に土下座なんかしなくてもいいですから スーツさえクリーニングしていただければ
それでいいです 出来上がったら連絡いただけますか 取りに伺いますから」
偽イッセー「いえ私がお届けにあがりますので」
同僚「貴方にいらして頂かなくて結構です 二度とその顔は見たくありませんから
違う方にお願いします」と言って銀行を後にした。
この話を聞いてからこいつだけは敵にまわしたくないと思った。
うはータイミング悪ぃ>俺
それはともかくイッセーを撃退した同僚GJ!
同僚GJ!
出世しそうだね。
敵には回せなくても、頼れる存在になりそう。
GJ!
冷静さを保つことがグジョの最低条件だね。
goooooooooooooooood job
俺こういうのスキ