大学時代の話
私は喪だしセンスもないのにバリアフリーの勉強がしたくて建築のザイン系の学科がある大学に行ってた
やっぱりセンスが無いのは致命傷で勉強はできたが実技の授業はボロボロ。
私の考える意匠やコンセプトはありふれていると酷評。
周りは自分には思いつかないようなぶっとんだデザインで、自分には向いてないよなぁと悩んでいた。
卒業もせまったある日、
もちろんヘボ作品を出品した卒業研究展の片付けに行くバスの中である教授と出会った。
私「四年間ろくな作品作れなかったですw」
教「他の生徒の作品をちゃんと見ましたか?」
↓ ↓ ↓
※「いいね!」を①、②と押してOKなったら続きを読もう!
確認が出る場合は確認をクリックして進んでね!
シェアしない場合はチェックを外して下さい
私「見ましたよ。私みたいな安い脳では思いつかないようなすごい作品ばかりでした。正直次元が違うのでついていけませんw」
教「そんな喪女さんでも分からない作品、世の中に出て一般の人に理解されると思う?」
私「…」
教「私は君たちに芸術家になってほしいわけではない。大体の人は企業で世の中に向けて商品を発信するんだ。理解されない商品を作って誰が買うの」
私「そうですね」
教「だから喪女さんはこれから凡人代表としてがんばりなさい」
四年間の苦悩がすべて救われた気がした。
もっとはやく先生と話すれば良かったよ。
(閲覧者の反応)
834: 彼氏いない歴774年 2009/08/01(土) 12:38:15 ID:TEHKzeZg
>>833
今はどんな仕事をしているんですか?
大学時代の事が生かせているといいですね
(著者)
840: 彼氏いない歴774年 2009/08/01(土) 19:27:25 ID:cw2qA1K0
共感してもらえてうれしいです
建築に関係する仕事をしていますが
やはり教授のおっしゃったとおりで
特に今は不況のため意匠にこだわったものはコストがかかるため社内でも敬遠されています
教授は何気なく話してくれたんだろうけど
何気なく話した言葉がこんなに影響力があって
私もそんな人になりたいなと思った
(閲覧者の反応)
839: 彼氏いない歴774年 2009/08/01(土) 18:30:38 ID:ILFo9fLE
>>833
良い教授だ
わかってくれる人がいるって幸せだよね
画像出典:photo AC
出典:MOJOLICA MOJORCA