何でも否定する父に、私「コンクールで賞を取ったことは黙っておこう」→父『なぜ直接報告しなかった!』私「だって…」→すると父が部屋に引きこもり…

だから「言ったけど、売れるような絵をかいたわけでもないくせに賞とったからって偉くも何ともねぇわ。それで金もらえるようになってから言えって言ってたじゃない」と返したら顔を真っ赤にして父が自室に籠っちゃったの
娘の話なんか聞き流してて、相槌のように叩き潰していたから記憶にすら残ってなかったのが真相なんでしょうね
娘に言われて思い出して、恥ずかしくなったから自室に籠っちゃった
3日もトイレと風呂以外出てこなかった(食事は母が運んでた)
4日目の夜に正座させられて「お前のやったことはこういうことだ(父親をないがしろにしたから父親に無視されたのだ、どうだ悲しいだろう反省しろ)」と睨まれたんだけど、父が視界にほとんど入らない3日間は本当に快適だったのよね
母方祖父母と母と弟とは家族団欒したり買い物行ったりとかしてたし、悪口雑言を耳にしなくてストレスもかかんなかったし
「はぁ」と気の抜けた返事しかできなくてボンヤリしてたら携帯の充電器を持ってこいと言われ、持っていったらそのまま取り上げられた
「返さないからな(父親に無視された現実の悲しみで足りないなら、友人と連絡がとれなくなって悲しみなさい。それで人に距離を置かれる悲しさを知って父親に謝りに来なさい)」と言って再び部屋に籠ってしまった
スマホの充電器なんか小遣いで買えてしまったので問題など無かった
父は情緒不安定で気分屋なところがあるけど、趣味が多く多才で多芸だったので総合的に見ると魅力的な人だと思う
晩年倒れて亡くなるまでひとりぼっちだった
 
利用者100万人

火葬場で父の兄に話を聞いて、なぜ父があんなに全部否定的だったのか分かった
父は4人兄弟の末っ子で、長兄長女次兄(正確には父の従兄弟)父の順
田舎だったので、長男は跡取りで可愛がられ長女は本家の一人娘で可愛がられ
末っ子の父ももちろん可愛がられていたが、物心ついた時に次兄が引き取られてきた
そうしたら父がどんなに頑張って何ができるようになろうが「次兄は親が亡くなった可哀想な子だから」で次兄優先で父は後回し
長男長女は立場的に相変わらず可愛がられてるのに末の父だけは次兄のケアが優先で放置
なるほど自分が否定され放置されてきたから他人を攻撃するようになったし、気を引きたくて頑張った末の多芸なのだ
人に認められたくて褒められたくて頑張ったのに、生い立ちが故に人に攻撃的になってしまったから誰も近寄ってくれなくなってしまった
存命の時はただただ迷惑に馬鹿にしてくる不快な人だと思って嫌いだったけど、理由を知ったら悲しくなって涙が出てきたわ
もうすぐ父の命日だから父に思いをはせて書き込んでみた
冷蔵庫のモーター音から床屋のグルグルまでなんでもかんでも悪口たたくようなことしなければ望みは果たせてたんだろうけどな
墓前に向かって手を合わせてくるわ

 

コメントしてね

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

お名前 *