「うちの家族全員リンゴが大嫌いだと、おまえとおまえの親に何度も言ってるのに、これは嫌がらせか。
それとも喧嘩を売ってるのか。だったらこちらにも考えがあるから遺書を書いて待ってろ」
姉はそんなことをかなり素晴らしく宣ったらしい。
とっくに切れた受話器を握りしめて立ち尽す夫に、
「あー、姉さんが切れたらもう最後だから。あの人が怒ったら、相手がシカバネになるまで徹底的に
攻撃するし。親でも止められないし」
と言ったら、速攻、自分の親に電話掛けてた。
おかげでそれ以来、リンゴを始めイヤゲモノがぴたっと来なくなった。
「ひと嫌がることをしない」って小学生でも知ってるのにw