その夜和室の金庫が目に付いた。横に鍵が落ちてた。バカスwダイヤルの番号は知っていた。
何気に開けてみると茶封筒や少しの現金、その上に姉の婚約指輪があった。
金庫の横の押入れにあった軍手を手にはめて、ケースの中の指輪を取り出してそのまま自室に戻りカバンに入れた。翌朝軍手はダストボックス(千葉にあったごみ捨て場)に投げ入れた。
姉が婚約し、姉『あなたは一生もらえる事もないし、愛される事もないから見せてあげる~(婚約指輪)』私「…(ポイッ)」→海に投げ捨ててやった結果…
707: 可愛い奥様@\(^o^)/ 2016/05/22(日) 11:32:16.69 ID:qZU7jhmQ0.net
>>706
その後の展開をオネガイ
その後の展開をオネガイ
708: 可愛い奥様@\(^o^)/ 2016/05/22(日) 11:32:50.41 ID:vj7xJVPn0.net
その日は友達と遊びに行くふりをして出てきた。
朝姉は私に「どのダサい友達と出かけるの?◯ちゃん?(同じくモサイ系の友達)」と笑って聞きながら私の鼻の頭に何故かニベアを塗った。
「くっ、低すぎて鼻じゃないみたい」と笑い転げた。
この時に海に行こうと決めたというか海が見たいとボンヤリ思った。
朝姉は私に「どのダサい友達と出かけるの?◯ちゃん?(同じくモサイ系の友達)」と笑って聞きながら私の鼻の頭に何故かニベアを塗った。
「くっ、低すぎて鼻じゃないみたい」と笑い転げた。
この時に海に行こうと決めたというか海が見たいとボンヤリ思った。
その頃千葉市の端っこに住んでいて、バスで千葉駅まで出た。バス代が400円近くして驚いた。
駅に着いて、御宿までの切符を買った。
私の本当の父が昔キャンプに連れて行ってくれた。
とは言え感傷ではなく、そこしかピンとくる地名がなかった。
各停だったのですごく時間がかかった。
駅から海はすぐで、すごい勢いで走って「うわおあーーー」とか叫んで指輪を投げた。周りの人が振り向いてた。もしかしたら波で戻ってきていたかもしれないけど、誰か見つけて売ってくれたらいいと思う。
すごくすごく嬉しかった。あんなに楽しい気持ちになったのはそれ以後一度もない。
帰宅してその夜に気付いた姉が泣き叫ぶ。