多分逃げたかったんだろうけど隅っこの席で、しかも壁際だから俺が邪魔で逃げられない。多分直接してくる俺と何もしてこない残りの二人のせいで怖かっただろうとは思うが同情はしない。
先に向かいの二人帰らせて、俺は時間差で帰るところで「お前今日自分で払えよ?」って釘刺しといた。恨みがましい目をされたがたかが三桁の飯に金払えんならおにぎり握ってろって話だ、塩むすび美味いんだから。
その日以降はAがやけにビクビクしだしてそれについて聞いてきた人には上記の事を説明したら「猛獣使いみたい」って言われた。
ひとまずAのタカり癖はなくなったようにも見えたが、新入生にタカりに行こうとしてたところを見つけたんで親友気取って肩組んだら無言で逃げられた。怖いならやらなきゃいいのにな。
これを機にタカりはなくなったっぼい。姿見なくなったから本当のところはわからんけど。
長いし読みにくかったかもだけどこれで終わり。
残念なところは新入生にも逃げられたことと猛獣使いはアダ名にはならなかったことくらい。