その合間に粗相して黄色いシミだらけ、
食べこぼしだらけの服を家で手洗いして
多い時は一日3回洗濯機回して
乾いたらきちんと病院指定のお風呂セットにして、
破れたりしてたら買い足して
季節の変わり目には障害があっても着られる服を買い換えて。
義兄嫁が
「お金の出処は一箇所の方がいい」
とか言うから、入院費や散髪費や色々と
月数十万の出費を全部出してた。
土日の行ける日は見舞いに行ったけど、
義父の家の様子も見に行かなきゃいけなかったし、
私も旦那も有給使って平日休んだ分を
休日出勤して仕事を勧めてたから、
月2回いけるかどうか。
繁忙期は旦那と二人して疲労で倒れて
二月あいたときもあった。
それでも義父の見舞いに行って
毎回義兄嫁宅の玄関先に置いてかれた
義父の洗濯物だけは欠かさずきちんとやってた。
足切断からどんどん衰弱した義父は
亡くなっちゃったんだけど、
遺書が残されてたよ。
「義兄嫁は週に2回も見舞いに来てくれたし孫の顔も見せてくれたが、義弟嫁は月に1回顔を見せればいいほうで何もしてくれなかった。
次男も全く寄り付かない、もう次男は親子と認めない。
遺産は何もかも入院中に面倒を見てくれた方にやる。
義弟には最低限だけ残すが本当は一銭もくれてやりたくない。
ろくな女房をもらわなかったせいでなさけない。」
とりまとめるとこんな手紙だった・・・