結論は、もっていた商品(結局、株・債券・投資信託あわせて6本、合計1千万円。)はすべて売却し、銀行では上司さんにも立ち会ってもらって「母さまには今後金融商品の提案はしない」と約束してもらった。
すべて売却することで、商品自体の損益はマイナス10万円。
でも、手数料としてすでに銀行には50万円近く渡っている計算で。
トータル60万円の勉強料だったと諦めました。
最初は、高齢者詐欺か!?と戦う気満々だったんだけど、いろいろ調べたり、相談機関(フィンマックという専門機関がある)に相談したり、母の話をじっくり聞いたり、残っている書類を確かめたりしたところ、銀行にはなんの落ち度もないわけ。
「高齢者に金融商品を勧めるガイドライン」
もクリアしているし、説明や訪問も丁寧にしている。
ただ一つ、母が「理解していないのに、ハンコを押した」ということがすべての原因。
認知症の判定でもあれば別だけど、そういうわけではないのでね。
と、なんでこんな長々書いたかというと。
奥様達も、ご両親のお金について、しっかり管理なさいませよ!
騙されるのは「オレオレ詐欺」だけじゃありません。
今回の資産運用も、知識のある人がするのなら、決して悪いものではないと思う。
ゼロ金利のこの時代、国を挙げて「貯蓄から投資へ」だからね。
知識がない高齢者が、頭の良い銀行員に言葉巧みに(ガイドラインにひっかからないよう配慮され)誘われれば、その気になっちゃいます。
なぜか、「取引してる銀行さんが、悪いもの勧めるはずがない」って思いこんでるしね。
口で「騙されてない?」って確認するだけじゃだめで、ちゃんと通帳を見ながら、「これは何のお金?」と確認したり、
定期預金の流れ調べたりしてね。
母は、いくつか満期前の定期預金を掛け替えられていたよ。
ほとんどは金利が変わらないものだったから、「担当者のノルマ達成のため?」なんて疑ってる。
自分が思っているより、親って老いているんだなあと実感した出来事でした。
868: 名無しさん@おーぷん 2017/01/06(金)10:32:47 ID:nDN
>>867
多額の退職金もらったばかりの引退組も「定期預金にでも」と行った銀行窓口で、大勢引っかかってるそう。
「みなさんも始めてますよー」の一言に、ころっと騙されるんだって。