私「わかりました、プロである私が介護します。」
トメ「やっとわかったの(ご満悦)」
私「つきましては介護される側にも覚悟を決めてもらわないといけません。なんせ他人である私に下の世話も任せるんですから。他人の前で下半分さらけ出す覚悟をしてください」
トメ「ええもちろん、年を取ったらしょうがない事だもの。」
私「では訓練しましょう。いざ介護される立場になるとやっぱり下半分をさらけ出すのが嫌でトイレを我慢して漏らしてしまう老人は多いんです」
そして親戚一同の前で私、トメを押し倒すように寝かせる。
私「さあ、オムツ替えてもらう練習ですよ!他人の私に見せて平気なら血の繋がりのある親戚一同に見せるのは余裕でしょう!」
トメの両足ガバッ!
私「(真顔で)介護者がオムツを替えやすい体勢ってあるんですよ、今から覚えてくださいね。あ、せっかく皆さんお集まりですから介護講習しますね」と、トメを人形代わりにしてデタラメ講習開始。
ギャーギャー騒ぐトメにすごい真顔で「介護される気あるんですか?ちゃんと講習受けてもらわないと。そんなんじゃ介護したくてもできませんよ?」
あまりにも私が真顔で淡々と説明するのと、看護師が言うなら・・・という雰囲気に流され皆神妙な顔つきでフンフン聞いている。
親戚一同の前でトメを半まっぱにして大マタ広げさせ皆にさらけ出したのがDQNだったかな。
その後盆暮れ正月と顔を合わせるたびに嫌がるトメをひっくり返して大マタ広げさせて講習しまくった。
旦那も旦那兄弟も「年老いた母親のマタなんか見たくない!」と言うので「血の繋がったあんたらが見たくないなら他人の私はもっと見たくないわ!」と言ったら義実家撃沈。
トメは私にだけは介護されたくないと施設を探しています。
義実家親戚とも絶縁できていいことづくめ。
不退転の勇気に敬礼!